睡眠薬で事故


睡眠薬を飲んだら運転してはいけません。
これは睡眠薬を飲んで原チャリに乗るとどうなるかというお話。

とあるお店の代表時代、朝までガッツリ仕事をして寝れないから邦画(海猿)のDVDを観ていた。が、あまりにも疲れてたから途中で寝ちまったんだが、起きてからまたちゃんと観た。
 友達に聞いてたとおり、とても面白かった。っていうかコミックで読んだ時はそりゃあもうはまっちまって結局全巻一気に読破しちまった記憶がある。

 映画も終盤にかかった時、まだ電話帳の登録もろくずっぽやってねぇおニューのFOMAがけたたましくなりやがった。何事だと思って出たら、店の子だった。

「代表大変なんですよ。○○ちゃんと一緒に呑んでたんですけど、いきなり睡眠薬沢山飲んで原付乗って帰っちゃったんですよ。どうしようどうしよう。」

 そんなもん知るかとも言えず、でもでていっちゃったもんはもうどうしようもないから。とりあえずお前さんは帰って寝ろと。無事を祈るしかねぇだろと。そういって電話を切った。その愚行を働いた子に電話したんだが、でず。
あぁ、こりゃ駄目かなぁとか思った。
多分今頃夢の中で運転してる感覚になっちゃってるんだろうなぁ、懐かしいなぁハルシオン、とか考えてたら眠くなってきたから、朝6時半くらいにようやく寝付いた。

 朝の八時にFOMAがなった。
愚行を働いた女の子からの着信だった。

「はいはい、どした?」

と切り出したら、大層渋い声で、

「あぁ、どうも。小○川警察です。」

とか、まぁ半分くらい覚悟してた答えが返ってきた。

やっぱり事故ったらしい。縁石に乗り上げてダイブしたんだと。お酒が全然抜けなくて全く起きないし、親に連絡してみたけど引取りを拒否られて困ってるとのことだった。そんな事いわれても困る。でもしょうがないから引き取りに行くことにした。浦安まで。

 ひとまず容態を聞いたら全身強く打ってるけど骨には異常はないとか言ってたから安心した。寝不足の頭で、シフト組みなおさなきゃなぁとか考えながら浦安へ向った。

 ハルシオン8錠を酔っ払った体で、しかもあったかいお茶で飲んだ彼女は、体中傷だらけになりながらもまだ夢の中にいた。起きてるんだけど夢の中。
 軽くむかついたから看護婦とかいないときにデコピンとか鼻毛引っこ抜いたりとかしてやった。目が覚めてるのに起きてないからやりたい放題だ。お前のせいで寝不足なのに夢見心地とはどういうことだと。もうほんと5発くらいかましてやった。

 事故は健康保険が利かないから超高い。
17万の請求だった。たかくついたねぇ。これで飲酒の罰金もとられたら大変だ。どうやら彼女は発作的に死にたくなっちゃったらしい。死ぬのは勝手だが、どうせ死ぬんだったら周りの関係を全部断ち切って誰にもばれないようにひっそりと死んで欲しい。自殺しようとする奴は残された周りの事なんて考えないんだろうけどね。
とか言いながら実際は滅茶苦茶心配だったんだけどね。

 なんだかんだで15時くらいまで拘束されて、家まで送り届けた。超かっ飛ばして1号店に戻り、今日面接予定だった子の面接をした。この子が入れば今日事故った子の穴はとりあえずは埋まる。そんなうまくはいかないだろうけどね。

 普通に仕事終わらせて深夜2時くらいに1号店を出て、事故った子の原付を引き取りに行った。最近の原付は丈夫だねぇ。彼女の怪我の割りにはたいしたことなかった。ブレーキレバーがへしおれてて、カウルがこすれてた程度。

 しかしもうこんなんはごめんだ。店以外のことで時間をとられたくない。でも彼女も稼がなきゃいけないだろうしクビ切るのはちょっとかわいそうだから、次やったらもうおしまいってことにして今回は目をつぶってあげることにした。


ということで、睡眠薬飲んだらとっとと寝ましょう。




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