事件について




うちの店で働いていた女の子のM(19)はうちの店に入る前に恐喝事件を起こして保護観察中だった。

彼女には彼氏がいて、うちの寮に入ってすぐ、彼氏も寮で一緒に住むようになった。

その彼氏を好きな女の子がいた。それが被害者となったKさんだった。

MとKさんは友達同士だったが、気の弱いKさんはMのいいなりだった。Mと彼氏はKさんの恋心と性格を利用する事を思い付いた。

寮で三人で住み始めた。最初は仲良く住んでいたが、徐々にKさんに対する態度を変えていく二人。

事あるごとにKさんに金をたかるようになり、サラ金やカードローンで借りられなくなるまで借りさせた二人は、最終的にKさんを寮に監禁した。

部屋のロフトのはしごを取り、降りられなくした二人はろくに食事も与えず、暴力を奮い続けた。逃げる体力と気力をなくすために、寝る前に腕立て伏せなどをさせた。そんな生活が2ヶ月近く続いた。

1月中盤、寒いと言ったKさんに風呂場で熱湯をかけた二人がKさんを置いて出掛けた。

Kさんは火傷と衰弱と低体温症でその場で息絶えてしまった。
友達と惚れた男に騙されて迎えた余りにも悲しすぎる最期だった。

帰ってきた二人は殺してしまった事実に驚いたが、もし死んだらこうしようと前から計画してあった男の計画をすぐ実行に移した。

このご時世、就職難ではあるが選ばなければ仕事は結構ある。身元確認もろくにされないままで入れる仕事が結構あるのだ。しかも即日寮に入れて貰える仕事が。

男はとある会社に面接に行き、若さも手伝ってかすぐ採用された。

新しい職場の寮にKさんを入れた段ボールを置いていった男はすぐにその場から消えた。

二人は逃げた。しかし俺が手術した次の日、女は隣の県で自首。男は知人に金を借りるために待ち合わせ場所に現れた所を現場で張り込んでいた警官に取り抑えられた。

男は成人していたが、女はまだ未成年だった為に法に守られた。しかし、マスコミは久しくなかった猟奇事件に湧いた。

以下報道より抜粋


●第一報

とある寮の一室で、段ボール箱の中に若い女性の変死体が入っているのを19歳の従業員が発見、「寮の段ボールに人が詰められている」と110番通報した。

警察の調べによると、女性は2030歳代で、段ボール箱は荷物の中に埋もれていた。貸していたCDを返してもらおうと部屋に入ったところ、異臭がしたため、従業員が段ボール箱を開けたという。女性は下半身の下着以外に衣服を身に着けておらず、身元を示すものは見つかっていない。

この部屋に住む別の男性従業員(24)が同日午後6時ごろ、自転車で寮を出て以降、行方がわからなくなっており、同署では、死体遺棄事件とみて捜査を始めるとともに、この男性が何らかの事情を知っているとみて行方を追っている。

●被害者

被害者の女性は24歳の女性ということがわかった。女性は行方が分からなくなっている会社の従業員の男(24)と昨年11月ごろからアパートで同棲していたとみられる。

女性の遺体は、高さ60センチ、幅70センチ、奥行き50センチの段ボール箱に両足を抱えた格好で入れられた状態で発見された。下着姿で死後4日前後だった。

女性には、背中に熱湯をかけられたようなやけどの跡があったほか、全身に激しく暴行を受けた跡もあった。死因は、外傷性ショックとみられる。

●犯人逮捕

警視庁は死体遺棄の疑いで、新聞販売店の従業員(24)を新宿歌舞伎町のコマ劇場の前で逮捕した。なお、逃げていた19歳の女もすでに逮捕されていた。この19歳の女は元風俗嬢だったそう。

●暴虐、金銭強奪の数々・・・

逮捕された19歳の女は、監禁の理由が「金目的だった」ことを供述。2年以上前から金を出させており、金が尽きると消費者金融での借金を強制するなどして数百万円を奪っていた。Kさんは自己破産寸前にまで追い込まれ弁護士などに相談していた。

監禁を命令したのはのほうだったという。

12月頃から、二人がさらに「生活費のため(=遊ぶため)」の金を奪う目的でMのアパートにKさんを監禁。消費者金融への借金を強要したもののKさんが断ると、直後から部屋のロフトに閉じ込め、食事を与えず、体に熱湯をかけるなどの暴行が始まったという。

Kさんが逃げ出さないよう見張っていたり、体力を奪うことを目的に、ほどんど食事や水を与えられなかったうえ、Mが風俗店から深夜に戻った後、早朝まで腕立て伏せをさせていた。遺体発見後、対面した両親が顔を判別できないほど衰弱が激しかったという。

警察では暴行がエスカレートして上で殺したものとみて、殺人容疑での立件も視野に追及している。

●遺体は処分するつもりだった

東京地検は18日、容疑者(24)を死体遺棄罪で起訴した。無職の少女(19)は17日付で死体遺棄の非行事実で東京家裁に送致した。同地検は死亡した経緯について2人を追及する。

起訴状によると、2人は昨年、被害者を殺害後アパートを出るように管理会社から求められており、慌てて遺体を段ボール箱に入れ、住み込みで働くことになった同店従業員寮に運び入れた。2人は「遺体を処分するつもりだった」という。

●殺人容疑で再逮捕-被害者の死因は「低体温症」

警視庁は、殺意があったとして男と女を殺人容疑で再逮捕した。

2人は


「金づるにしようとしたが、断られた」ことをきっかけに暴行

約1カ月にわたり同区内のアパートに被害者の女性を監禁、
激しい暴行を繰り返しており、「死んでも構わないと思った」と供述。

死亡した場合の遺体処理についても相談していたといい、同課などは殺意があったと認定した。調べによると、男は1214日、Kさんを同アパートに呼び出して監禁。殴ったり熱湯を掛けたりするなどの暴行を加えた。その上で、120日午前3時ごろ、衰弱したKさんを裸にして室内に放置、約7時間後の同10時ごろ、低体温症で死亡させた。

■低体温症とは

カラダの深部温度(直腸温度)が35度以下になる状態で、死亡率は2090%と高い。寒冷にさらされることで、末梢細動脈が収縮。皮膚血流を低下させて熱の放散を抑えるとともに、振戦(ふるえ)などの発熱反応が起こる。体温が30℃以下になると、ふるえすら起こらなくなり、加速度的に体温は低下し続ける。同時に、精神活動、運動能力ともに低下。判断力もなくなり、自分の意思を保ち続けることが不可能となる。山岳登山の遭難者やニューヨークではホームレスなどの死亡例もある。

●殺人容疑認める―初公判で

初公判が512日、東京地裁でおこなわれた。男は「間違いありません」と述べ、起訴事実を全面的に認めた。

検察側冒頭陳述によると、被告は「好きだ」とだまし、女性から金を巻き上げようと計画。消費者金融などで140万円以上を借金させたほか、ヤミ金業者からも借りさせようとした。

顔を殴り、腹をけったほか、たばこの火を押し付け、熱湯を掛ける虐待を繰り返した。さらに、熱湯でやけどさせた背中を皮膚がむけるほどカーテンでこするなどの虐待を加えていたことも明らかになった。

食事や衣類も与えず、1月20日にKさんが意識障害に陥っても服を着せず放置、凍死させたとしている。Kさんはゲームセンターの店員に助けを求めたこともあったが、暴行に抵抗する気力を失った。被告らはぐったりした女性を横目に「死体は邪魔。捨てればいい」と言い合い放置した。

一方、共犯の元風俗店従業員の当時19歳の少女は家裁送致された後、検察官送致(逆送)され、殺人と死体遺棄の罪で起訴された。

●共犯の元風俗店従業員は殺意を否認

元風俗店従業員で当時19歳だった女(20の初公判が東京地裁(菊池則明裁判長)であり、女は死体遺棄については認めたものの、「死ぬとは思わなかった」と泣きながら話し、殺人については否認した。一方、検察側は、Kさんからは金銭を得られないとわかると、今度は浴室で熱湯をかけるなど暴行することでストレスを発散させていたと述べ、当然殺意はあったと指摘。被告が共犯の被告に「もし捕まっても自分の名前は出さないで」と頼んでいたことも明らかにした。

また、被害者の女性が行方不明になった後、女性の家族や友人が捜査を求めたにもかかわらず、警視庁は「事件性がない」として、捜査をしていなかったことがわかった。Kさんは行方不明になった後、友人に対し泣きながら電話をかけていた。この前後、何度か家族や友人が警視庁多摩中央署を訪れ、被告の写真などを提出し捜査を求めたが、「事件性はない」として、結局、捜査は行われなかった。

対応について、警視庁は、「Kさんとは警察官も直接、電話で話したが、その際、助けを求めておらず、会話に緊迫感も感じられなかったので、事件性はないと判断した」としている。家族や友人は、「事件性を訴えていたのだから、もっと真摯に対応してほしかった」と話している。

●「残虐非道な犯行」に懲役13年の判決

男の被告に対して、東京地裁は懲役13年の判決を言い渡した。東京地裁は、「以前から金づるにしていた 被害者から金を せびり取れなくなると、今度はうっぷんを晴らすため、虐待の対象とするなど、人間性を欠く残虐非道な犯行だ」と言い、15年の求刑に対し、懲役13年の判決を言い渡した。

●共犯の女に同様に懲役13年の実刑判決

共犯の元風俗嬢の判決公判が東京地裁で開かれた。菊池則明裁判長は「人間性を欠いた犯行」として同じく、懲役13年(求刑懲役15年)を言い渡した。菊池裁判長は「金をせびるため軟禁した後、うっぷんをはらすために執拗(しつよう)に暴行、虐待を加えた」と指摘。「人格、尊厳を顧みず、無慈悲で残虐非道。被害者の無念は察するに余りある」と述べた。

「女性が死ぬとは思わなかった」と殺意などを否認したが、菊池裁判長は殺害後の遺体処理などを事前に共犯者と話し合っていたことなどから「(死んでも構わないという)未必的な殺意を持っていた」と認定した。




取材がひっきりなしにうちの従業員を襲った。俺のとこにも来たが病院がシャットアウトしてくれた。

取材と警察の捜査が落ち着いた頃、ようやく俺は退院した。

借りていた寮からは住民が殆んど出ていってしまい、大家からは損害賠償が来ていた。

店は開けられない状態だったから、名前を変えて新規オープンした。

みんな、疲れきっていた。


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