障害者手帳


障害者手帳。

我ら社会的弱者にとって、非常に便利な日本の良心である。この手帳によってもたらされる恩恵は計り知れない。

有料道路半額、映画付き添い一人まで1000円、色んな遊園地等の入場料や駐車料金無料及び割引、自動車税ただ、自動車取得税もただ、携帯電話半額…数えたらきりがないくらいお得だ。しがも、手帳自体には更新がない為、一度申請するだけでいいのだ。

もし肉弾戦のリアルファイトになって裁判沙汰になっても、こっちが障害者というだけでかなり有利に事を進められる。こういう考えはよくない(笑)

しかし、障害者になると普通の仕事を普通にこなすのはかなり困難だ。今まで普通にやれていた事ができなくなる。俺の場合は両足の骨を入れ換えた為踏ん張りがきかないから、走ったり、立ってる人間の頭にキックができなくなって大層不便だ。連続して歩くのも実はかなりしんどい。
最近ツーリングに行った先で歩く事が増えた為、人力セグウェイ(通称キックボード)か、折り畳みチャリンコの導入を本気で考えている。本当は今思い付いた。

しかし、障害者の中には頑なにこの便利な手帳の交付を拒む人がいる。世間体を気にしてなのかプライドが高いのかよくわからないが、損な生き方だなぁと思う。障害者というのはレッテルでもなんでもない。病気と一緒だ。
恥ずかしいもんじゃないのにせっかくあるこの制度をなんで有効利用しないのか。障害者を障害者自身が偏見の目で見る意味がわからない。そういう考えを持ってる事の方が恥ずかしいと思う。





こないだ障害者手帳の有料道路半額の期限が切れていたから、バイクで通行料金が半額になるように近くの市役所の支所に切り替えに行ってきた。手帳一冊につき登録出来るのは一台までと決まっていて、今までは車の登録だったんだが今月末山梨にツーリング行くことでもあるし(仕事でキャンセルになりました畜生。)、最近はバイクで高速乗る方が多いから切り替えようかと。



受付のくたびれたバァサンに手帳と車検証と免許証をだして受付で待つ。
暇だから窓の外を歩く女子高生をガン見していたらしばらく待たされた後、受付のくたびれたバァサンに呼ばれた。

受付のくたびれたバァサンはこう言う。


「今、市役所の障害福祉課に電話したらバイクでの受付はやってないって言われたんですよ。」

女子高生好き
「は?」


「なので受けられないんですが…」

女子高生というか制服が好き
「いや、んなわきゃねぇと思うんですが。もっかい聞いて貰えますか?」

受付のくたびれたバァサンは上司を呼んだ!

上司が現れた!

上司は市役所に電話した!

上司
「〜とお客様(役所でもお客様って言うんだね(笑))が仰ってるんですが…はぁ…じゃあそれをお客様にお伝え貰えますか?」

なんと上司は問題を丸投げした!

電話先の障害福祉課の担当はこう言う。

障害福祉課職員
「あのですね、道路公団の方からバイクの半額の許可が降りたというのは聞いたことがないんですよね。原則として車のみのご利用に限られているんですよ」

小倉優子の顔が好き
「いや、現に知り合いはバイクで半額になってるんですけど。うちの400ccだし問題ないと思うんですが」

アホ職員
「(失笑しながら)いや、そんな筈はないですよ。そんな例は聞いたことがない」

小倉優子の乳も好き
「それはおかしいですね」

アホたれ職員
「えぇ、多分お客様の方での勘違いでしょ」



カチーン☆ほう、勘違いとな。


ラオウ
「そうですか。そこに障害者のしおりだかなんだかって奴ありますか?」

知ったかぶり職員
「え?いや、ちょっとお待ちください。持って参ります」

不安げにやり取りを見守るこっちの受付のくたびれたバァサンにも同じのを持ってきて貰う。
おぼろ気な記憶を頼りにページを開く。

…あった、見つけた。

カス職員
「持って参りました」

ラオウ
「四ページ目の下の方読んで貰えますか?利用できる車種ってとこ」

うんちくん
「え…125cc以上の二輪車…あ…」

ラオウ
「お前さっき道路公団がどうとか言ってなかったっけ?」

ビチクソ
「あ、いや、すいま」

ラオウ
「お前俺の勘違いとか言ってたよな」

アホ
「はい、申し訳ございません」

ラオウ
「自分の仕事内容位把握しとけよボンクラ」

ちょっとかわいそうになってきた職員
「はい…」

ラオウ
「で、俺のバイクは登録できるんのか?できるよな?」

敗者
「出来ます…」

ラオウ
「じゃ、問題ねぇよな」

敗者
「ございません…」



市役所の人間にあんな風に言われたら気の弱い人なら、あぁ二輪は駄目なんだぁと諦めてしまうだろう。責任ある立場なんだからもっとちゃんと仕事して欲しい。

書類申請後、向こうの職員に丸投げした上司が、

「あぁ、本当に書いてあるわ。まったく困ったもんですなーアハハハハ」


お、お前もちゃんと把握しとけぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!


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