桶川ストーカー殺人事件 遺言
清水潔


ノンフィクション。
昔この本に出てくるある仕事を俺がしているときに、部下として入ってきた奴がこの事件の関係者でした。そいつからこの事件のことをちょいちょい聞いてはいたのですが、そのときは仕事が忙しくあまり興味がわきませんでした。

その後しばらくして、足立区ダンボール詰め殺人事件にて俺に取材に来た記者もこの事件に携わった記者でした。どこの誰かは記憶にありませんが、その時はこっちもそれどころではありませんでした。

あれから何年も経って、たまたま入院している病棟の談話室にてこの本を発見。最初はなんとなく読んでみましたが、すぐに借りて部屋に持ち帰りました。
真実を知っている、追求し続けた人の記録と記憶。甘っちょろい小説が世の中にたくさん出ている今、本当に引き込まれる活字を久しぶりに読んだ気がします。
文句のつけようのない本です。他の小説がくだらなく思えてしまうほど。

点数はつけません。

100点じゃ到底足りないから。


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